個人的にはとても面白い作品でした。パラサイトという意味も非常に良くわかりました。それにしても、これが韓国にある現実だとしたら、やっぱり日本人で良かったなと。もちろん、何でもかんでも平等というのは納得いかないけど、過度に貧富の格差が生じると…

徐々に認知症が進行していく父親。これを演じる山崎努さんの演技は神の領域。少しずつ病気が進んでい行く父親の顔、動き、全てが自然で恐ろしさを感じてしまいました。少し訳有りの二人を娘を竹内結子さんと蒼井優さんが演じる。こちらもレベルが高くて、見…

Amazonプライムを見ていると、竹内結子さんの作品がたくさん。個人的には姫川玲子が好きで、改めてこの作品を見てしまいました。やっぱり竹内結子さんにはこのきりりとした姫川玲子が良く似合う。ストロベリーナイトの一連の作品の中ではドラマで3週に渡って…

個人的には前作の方が好きでした。前作ではSNSを乗っ取られる恐怖というのが現実的に感じられて、自分自身がFaceBookへの投稿を辞めてしまった記憶があります。今回は、安易なフリーWiFiの利用への戒めにはなったと思います。会社があれだけ注意しているのが…

弥生、三月、君を愛した30年ってあるように、30年か・・・長いですね。30年間あると、いくつかのポイントがあって、それは当然弥生側にもサンタ側にもあるので、一つ一つがちょっと薄い感じがしてしまいました。これくらいのスパンを演じるなら、やっぱり連…

1994年の作品。怪我して入院していた時に上映された映画です。とても話題になって、いつか見たいと思っていました。NETFLIXで。あらすじは概ね知っていたのだけど、モノクロの映像がドキュメンタリーを見ているようで心が痛みました。戦時下だからなのか、差…

あまりにも懐かしい作品をNETFLIXで見つけてしまいました。 明らかに病んだアメリカ。この映画のタイトルが「アメリカン・ビューティ」というのが何とも皮肉な感じ。さすがです。この映画、日本では2000年に上映なんですね。何で映画館で見たんだろう。一人…

カンヌ国際映画祭のパルムドールの作品をAmazonプライムで。 それにしても、何か本当に報われないな。でも、これが現実なのかもしれない。心臓の病気で働きたくても働けない状況に追い込まれながら、役所の手続きの壁にはじかれて支援が受けられない。それで…

去年ちょっと見てみたいなと思いながら、何となくおじさんが見る映画じゃないなと思ってためらったものをAmazonプライムで。 北村匠海さんは「君の膵臓を食べたい」のイメージが凄くあって、この作品のプロモーションを見た時、「あれ、また彼女は不治の病の…

Amazonプライムのレコメンド。映画の宣伝にあるように「NYタイムズのベストセラー・ノンフィクション、原因不明の病と闘った一人の女性」というのはいかにも私にレコメンドしたくなる内容。 主人公のスザンナはニューヨーク・ポスト紙で働くビジネスパーソン…

前から気になっていたYesterdayをAmazonプライムで発見。懐かしい、ビートルズの名曲の数々。自分の世代はオンタイムのビートルズを微妙に知らない訳だけど、小学生の頃から聴いていた、レット・イット・ビーとかヘイ・ジュードとか本当に懐かしい曲がたくさ…

名作、スタンドバイミーをNetflixで。いつか見たいと思っていたので丁度良い機会でした。解説では、「スティーブン・キングの短編小説『THE BODY』をロブ・ライナー監督が映画化。行方不明になった死体を探しに旅に出た4人の少年たちの冒険とそのひと夏の思…

ホラーはあまり好きではないのだけど、昨日見た「糸」から、小松菜奈さん繋がりで見てしまいました。中島哲也監督だから、映像がグロいのは覚悟していました。で、ストーリーは正直上手く吸収できなかった。あ～やっぱりどんどん人が死んじゃうのねって感じ…

Netflixで見つけたので鑑賞。実話だけに怖さ倍増です。キャッチにあるように米国最大の機密を暴いた男。映画の中にもあったけど、日本が同盟関係を崩した時、日本の電力系統に大トラブルを起こすことなんて、本当に朝飯前にできてしまうんだろうなという事実…

大事なところを見落としてしまったような気がして、結局2回見てしまったけど、別にそういう訳でもなく・・・ストーリー自体はそんなに面白いものではなかった。豪華なキャストだったけど、結局佐藤健さんと小松菜奈さんファンが見に行く感じかなと。

これ、1992年の作品なんですね。NETFLIXで見つけて28年ぶりに見てしまいました。今見てもシャロンストーンは本当にセクシーで美しい。この知的な心理学者で作家でもあるエロティックな女性はシャロンストーンしかできない感じ。それに、ラストシーンを見る限…

原作とはほんの少し違う構成。でも、まあ大筋は変わらない。川崎13とか、担ぎ込まれたけど身元が判らない人、そういう人って至る所にいるのだろうし、そういう人が意識が戻らない状態で、ただただ死の時を待つっていう状態もありそうな気がする。担ぎ込まれ…

自由な競争があって、そこには勝者と敗者が生まれるわけだけど、それ以前にスタート地点にすら立てなかった不平等っていうのがどこにでもあって、綺麗ごとではない社会の歪みって、そういうところから生まれてくるような気がする。それでも、精一杯生きてい…

ベストセラー3部作の完結編。翻訳も世界同時発売。その原稿が漏れることを恐れて、9人の翻訳家が邸宅に集められて缶詰にされた。ところが、原作はどこからか漏れている。最初の10ページがインターネットに流された。続きを流されたくなかったら・・・という…

何で劇場と同時に公開されているんだろうと思いながら、Amazon Primeで鑑賞。 前衛的な作品を求め、酷評され、劇団員にも見放される脚本家兼演出家の永田を、女優を目指して上京してきた沙希が支える。誰からも評価されないことは作品が前衛的すぎるからなの…

1986年の作品だけど、設定が昭和31年ということもあって、何だか古い映画を見ているような感じだった。昨日「夜明けの街で」を見たせいで、不倫つながりでレコメンドされたみたいだけど、丁度沢木耕太郎さんの「旅のツバクロ」を読んで、壇一雄さんの話が出…

原作を読んだはずなのだけど、とっくに忘れていました。テーマは不倫であり殺人事件。何となくだけど、不倫に陥ってしまうのは、優しさというのではなく、自分に関心を持ってくれている女性に嫌われたくないという弱さなのかもしれないなと思ってしまいまし…

王様のブランチの薦めをAmazonプライムで。本当に今だからこそ生まれた作品。Amazon以外のGAFAの技術が大活躍。と言っても技術の話ではなくサスペンス。結果から言うと、お父さんのリテラシーの高さがあって良かったねという作品。果たして娘は疾走したのか…

2014年の作品ですね。当時ロードショウで見て、「怖いな」と思ったのだけど、再びAmazonプライムで。色々な意味で怖い。まず、一番なのは殺人に見せかけて疾走すること。それまでの経緯と準備は映画を見ていて判るのだけど、とにかくすごい。何が凄いかとい…

2018年の作品ですね。映画館で見ようと思っていたけど、見そびれてしまった作品。結構豪華な女優陣で、それだけでも見る意味あるかな。90年代の女子高生って、確かにこんな感じだったかもしれないけど、その後の人生は何となく高校生の時にも見えていたのか…

やっぱりこういう映画は見ごたえがあります。事件を表面的に捉えるのではなく、掘って、さらに掘って、その根っこにある構造的な問題まで浮き彫りにして問題提起する新聞記者のジャーナリストとしての姿勢が良く出ている作品。少年に対する性犯罪。ひとつひ…

2017年の作品ですね。公開当時、ある人のブログで紹介されていた映画。その人のことはずっとウオッチしていたので、お薦めの映画は大体見ていたのだけど、この映画は観ていなかったな・・・パターソンに棲むパターソンというバスの運転手の1週間。本当に平凡…

夕ご飯を食べている時に、Amazonプライムをザッピング。この映画を見ていなかったなと思い、そのまま見てしまいました。お金について考えさせられる映画なのだけど、それより幸せって何なのかを改めて考えさせられてしまいました。学生時代を除けば、お金に…

羊たちの沈黙に代表される、ハンニバル・レクター博士シリーズ。正直言うとレクター博士の凄さが十分理解しきれなかった。情けない。一番感じるのはレクター博士の知能がどんなに優れているにせよ、書物を読んで新しい論文を次々と書けるわけないじゃない・…

無農薬でリンゴを作ろうとしたのは奥さんのため。どん底の10年間。奥さんをはじめ家族が信じて良く木村さんを支えたな・・・ただただ、そういう家族の愛情の物語。でも、途中で税金を滞納して4つある畑のうち2つを差し押さえられたという話が出てくる。畑が4…