りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

読書

「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明

伊神満さんの「『イノベータのジレンマ』の経済学的解明」を読みました。伊神先生は イェール大学の准教授。本当は実績を残すために、日本語の本など書いている場合ではないと思うのだけど、後書きにあるように色々な思いがあって休日を使ってこの本を書いた…

天才を殺す凡人

北野唯我さんの「天才を殺す凡人」を読みました。サブタイトルが「職場の人間関係で悩む、すべての人へ」とあるようにストーリー形式の小説っぽいけど実はビジネス書。天才や秀才は一握りの人たちだけど、天才は創造性を、秀才は再現性(≒論理性)を武器にビ…

すごい読書術

角田和将さんの「すごい読書術」を読みました。この手の本は大好き。読んで思ったことは、テクニックというより「集中して早く読むことに意識すること」ということみたい。しっかり読み込むよりもざっと集中してみて、何回も見返すというのは確かにいい。1ペ…

社員の力で最高のチームをつくる

ケン・ブランチャード他の「社員の力で最高のチームをつくる <新版>1分間エンパワーメント」を読みました。この本、星野リゾートの星野社長の座右の書ということで、帯も星野社長。星野社長が監訳者になってる。 会社の経営に「社員の持っている力を役立てる…

平成はなぜ失敗したのか

野口悠紀雄先生の「平成はなぜ失敗したのか」を読みました。平成の時代に何が起こったのかというと「新興国の工業化とIT革命」である。平成が停滞した30年になったのはこの変化に日本が対応できなかったこと。野口先生の言葉でいえば「脱工業化を図り、産…

運命を拓く

中村天風先生の「運命を拓く」を読みました。本を読んだだけで悟れる訳ではもちろんないけど、一言でいうと心の持ちよう。いかなる時も感謝と歓喜の感情を持たせるように心がけ、心を清く、尊く、強く、正しく持てば運命は必ず拓かれるということ。心の持ち…

AI時代のエンタープライズ・アーキテクチャ

何となく会社でEAの話が出てきて、ずっと腹落ちできないでいたので、1冊読んでみました。AIの説明もEAの説明も判り易く割と初心者向けに易しく書かれた良書のような気がしました。なるほど、クラウド化が進んでSaaSなんかが増えるとTAのところのウェートは下…

仮想人生

ネットで評判のはあちゅうさんの「仮想人生」を読みました。Twitterの裏アカウント。匿名だから呟ける現実。もう一人の自分はある意味自分の本能の別の形。リアルな世界とは決して交わらないのかと思ったけど、最後の方でいくつか裏アカウントの自分とは違う…

もっと言ってはいけない

橘玲さんの本はいつも刺激的。「AI vs 教科書が読めない子供達」で最近の子供はそもそも教科書が読めないという話にちょっとした驚きを覚えたけど、橘さんによるとこれは今に始まった話ではなく、昔からそうだったということらしい。それでも昔ややれる仕事…

瞬読

この手の本は大好きで、色々試してはいるのだけどそんなに本を読むスピードが上がっているわけではない。でも、この本で示しているトレーニングは確かに経験的に自分が読んでいる読み方を発展させているようなところがあり割と好感触。文字を並べ替えたり、…

妻のトリセツ

一部で結構話題になっていたので、ついつい買って読んでしまいました。男脳、女脳、文系、理系っていうのはあまり信じていないのだけど、何だか納得できる話が色々出てきて、かなり説得力がありました。一言でいうと、「女性は、共感されるとストレスが解消…

菜根譚×呻吟語

NHKの100分de名著の別冊「菜根譚×呻吟語」を読みました。中国の二大処世訓。ベースに儒教の考え方があるから、仁・義・礼・智・信の五常を基本に「道徳的に生きる」というところが基本。ただ、ベースがそこにあっても仏教やその他の考え方も織り込まれている…

マスカレード・ホテル

「マスカレード・ホテル」の原作を読みました。読んだ感想は、映画は極めて原作に忠実だったということ。それと、「ホテルにはいろいろな客がいる」ということのエピソードとしていくつかのトピックスが盛り込まれていると思っていたのだけど、一つ一つのエ…

空白の五マイル

角幡唯介さんの「空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む」を読みました。「極夜行」で角幡さんにちょっと嵌ってしまいましたが、この本の方が正直面白かったです。どちらも探検家らしく生命の危険を顧みずの部分が醍醐味なのですが、この…

極夜行

角幡唯介さんの「極夜行」を読みました。本屋大賞の新しい分野、ノンフィクション部門での受賞でタイトルからして興味津々。期待通りの生死を賭けた探検談、良く気が狂わずに帰還したものだと感心してしまいました。日がなかなか沈まない白夜は有名。でも、…

具体と抽象

細谷功さんの「具体と抽象」を読みました。昨年読んだ「メモの魔力」の参考文献にあった本。とても読みやすい本でした。この本では「抽象化とは複数の事象の間に法則を見つける『パターン認識』の能力」と定義していて、関係性と構造を読み取ることを抽象化…

メモの魔力

前田裕二さんの「メモの魔力」を読みました。見城徹さんが「今年最後の増刷は『日本国紀』と『メモの魔力』」と呟いていたのでとても気になっていました。 ファクト⇒抽象化⇒転用という流れが基本なのだけど、そういうテクニカルなことよりも、昔読んだ渡邉美…

ドーン

今年はこの平野啓一郎という作家の作品を読むことになったのが、読書面での大きな変化かもしれない。この「ドーン」という作品、結構な長編だし、場面の切り替わりに頭がついていけなくて最初は結構読み進めるのに苦労したのだけど、平野啓一郎さんが書く半…

日本国紀

百田尚樹さんの「日本国紀」を読みました。日本通史を1冊にまとめるのも大変だと思うけど、百田さんの見方が随所に織り込まれていて大変勉強になりました。愛国心というと誤解されてしまうところもあるけど、百田さんの日本と日本人への愛がとても感じられて…

人工知能と経済の未来

井上智洋先生の「人工知能と経済の未来」を読みました。先生の本はこれで3冊読んだけど、やはりこの本を最初に読むべきでした。この本の前半が「人工超知能」に後半が「AI時代の新・ベーシックインカム論」でさらに展開されたような気がする。そういう意味で…

AI時代の新・ベーシックインカム論

井上智洋先生の「AI時代の新・ベーシックインカム論」を読みました。先日読んだ本はAIの本だったので、井上先生が経済学者であることを忘れてしまっていたのだけど、この本はAI時代というものの、しっかりと経済学者がベーシックインカム(BI)について述べ…

人工超知能

井上智洋さんの「人工超知能」を読みました。この本2017年7月に出版された本ですが、もっと前に読んでおけばよかった。AIの概要を知るにはとても良い本。あとはあまり消化できていないのだけど、知能というのを考えるのにはとても良かった。全体の構成がしっ…

人工知能に哲学を教えたら

「ホモ・デウス」を読んだ後、積読されていた「人工知能に哲学を教えたら」を読みました。哲学者の視点から人工知能を考えた本で、思考実験という形で色々なテーマを考えてみる本、とても勉強になりました。「ホモ・デウス」でも正しさをジャッジするのに倫…

ホモ・デウス

ホモ・デウス 上下合本版を読み終わりました。いや、本当にすごい本です。パラパラっと読んで理解が追い付かなかったので下巻の途中で積読していましたが、改めて。上巻は「現代の社会がそれまで人類を死にもたらしてきた大きな要因である、飢饉と疫病と戦争…

かがみの孤城

辻村深月さんの「かがみの孤城」を読みました。本屋大賞作品。最近立て続けに良い小説に巡り合えていたので期待が大きかったですが、私のテリトリーではありませんでした。不登校になる子供の心の問題。子供たちのちょっとしたやり取りの中で深く傷ついてし…

蜜蜂と遠雷

昨年の直木賞受賞作にして本屋大賞受賞作。恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」を読みました。本屋の平積みは気になっていたけど、その厚さに圧倒されて少しためらっていましたが、読み始めたら一気に。確かに、確かに本を読んでいるだけなのに、音楽が、音が聴こえ…

ある男

平野啓一郎さんにはまっています。最新刊の「ある男」を読みました。九州宮﨑で林業を営むある男性が事故で無くなった。彼は事情があって生まれ故郷を捨て、この過疎地の村に移り住んできた人間で、真面目で実直、家庭では良き父親だった。一周忌を機に疎遠…

マチネの終わりに

平野啓一郎という作家には随分前から注目をしていたのだけれど、作品を読んだのは初めて。そして、ちょっとした衝撃を受けました。来年映画が公開されるという「マチネの終わりに」の原作、大人の恋愛小説といってしまえばそれまでなのだけど、その文章とい…

下町ロケット ヤタガラス

面白さの勢いでまたも一気に読んでしまいました。佃社長の熱血振りと下町の人情は相変わらず。悪だくみをする現代版悪代官も健在。いつものパターンといえばいつものパターンだけれど、佃製作所を襲う試練は今回は二重、三重。それにしても、人に対する怨念…

下町ロケット ゴースト

テレビドラマを見て、どうしても読みたくなってしまいました。「下町ロケット ゴースト」、一気に読んでしまいました。熱血佃社長の行く手には様々な試練が。でも、全社一丸となって、困難に立ち向かう。協力してくれる人、理解してくれる人の助けもあって、…