04:10ごろトイレで目が覚めたのだけど、何となくベッドでグダグダしていたら04:42になり、めざましが鳴ってしまった。やっぱり飲んだ翌日はスッキリしない。雨上がりのどんよりした朝、天気は再び下り坂らしい。
山田尚史さんの「きみには冷笑は似合わない。」を読みました。少し前に読み終わったのだけど、今日感想を書いておく。
最初にAIの歴史が書いてあったりして、それはそれで勉強になるのだけど、この本の主旨はそこではなく、そういう時代にどう生きるかということ。例えば「どう作るかは AIによって自動化できたとしても、何を作るかを決めるのは人間である。そして、 AIをどう使うかは、 AIに対する理解度、習熟度によって決まるから、 AIの仕組みや使い方に精通している者は、より大きな生産性を手にすることになる。また、 AIが作ったものが動かない、壊れているというときに、何が原因かを把握し、自分で修正したり修正の指示を出したりするスキルも必須と言えるだろう。」というところが総論。とにかくAIに関する知識と使い方は必須というところ。そして「正しく作品を評価する能力や、キュレーションを行う能力の商業的価値は高くなっていくと思われ、それは今まさに出版社や書店員の方々が行っていることに他ならない。もちろん、突出したクリエイターはやはり世の中から求められ続けるだろう。」というのが主張のベースなのかな。また、「人生においては、報われないかもしれない努力をすることこそが大切なのである。」は個人的に好き。「かの有名なアルバート・アインシュタインの言葉に、 「 Information is not knowledge. 」というものがある。つまり、「情報は知識とは言えない」ということだ。そしてその後には 「The only source of knowledge is experience. 」と続く。訳すなら、「知識の源は経験のみだ」といったところだろう。」「誰もが使える AIは、強力ではあるが競争力にはならない。自ら知識を蓄え、いろいろな経験をし、教養を身に付け、魅力ある人間になっていくことが、 AI時代の生存戦略の一つであると言えるだろう。」というのが一つの結論。そして「小説のみならずビジネスコミュニケーションにおいても、言葉には徹底的にこだわって損はない。そういう観点からも、語彙を増やすことは有用だ。」「言葉の意味は字面だけで判断するのではなく、それぞれの文脈においてどのようなニュアンスで使われるのかを判断しなければならないし、そのためにはコンテキストの知識や理解が不可欠である。」もノートしておきたい。「少しでもより良い明日を迎えるため、たゆまぬ努力を続ける余地があると信じて、自分のためにできることをしよう、というのが私の主張の根幹である。」「一番大切なのは、今、目の前のことに一生懸命集中することである。」最後は精神論っぽいところもあるけど、これが結論ぽい。なるほどとは、思います。
