Microsoftのエンジニア、牛尾剛さんの「世界一流エンジニアの思考法」を読みました。少し前のベストセラーだけど、勝手にノウハウ本みたいなものと決めつけて積読していました。が、全然違う。間違いなく世界一流エンジニアの人たちに刺激を受けての話なのだけど、インターナショナルグループで働くこと、つまりダイバーシティ環境の中でお互いの違いを認め、理解しあうということがまず大前提にあって、その中で日本人の価値観から離れて、本当に働くことを考えた時、何を優先して、何にこだわりを持って、そうするために何を捨てるのか。あとがきに書いてあったけど、「本書の仕事術は・・・〇〇をやめる、身を軽くすることに真髄がある」とあるように、何をやらないか・・・なんですね。そして、しっかり理解する。時間を優先させる。その時間を濃密なものにするためにやった方が良いこと。考え方など、今の自分のワークスタイルを完全否定するような180度違ったものの見方、考え方のような気がする・・・けど、そこに目指す姿を感じさせるものがありました。