りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

世界で一番やさしい考え方の教科書

榊巻亮さんの「世界で一番やさしい考え方の教科書」を読みました。今年はなんだかたくさん本を買って読んでいるけど、最初に完全に読了した本がこの本になりました。「世界で一番やさしい・・・」はシリーズで「会議の教科書」と「資料作りの教科書」があって、どの本も評判はいい。基本的にはハウツー本なのだけど、物語仕立てになっていて読みやすいし判りやすい。考え方の基本は「認知する」「思考する」「洞察する」の3つ。認知は、言葉の認知、状況の認知、意図の認知の3つ。思考の4つのステップは、「問いを書き出す」「考えるべきことに順位をつける」「問いに対する答えを出す」「具体的には?なぜ?で思考を深める」の4つ。そして、より多くの気付きを得るための洞察。脇道にそれる横の思考とも書かれていた。これは、洞察の定番の問で気付きを与える。具体的には認知の向き、思考の向き等を変化させるという考え方。まとめてしまうと味気ないが、事例を踏まえて読み進めるとなるほどと思うことも多かった。若者向けに書かれた本ではあるけれど、気づきの多い本でした。