ホラー映画並みに怖い作品。何よりも実話ベースであることが怖い。何もないところに犯罪をでっち上げる人物。事なかれ主義で安易に丸め込もうとする学校。答えありきで調査をして、勝手に事実認定する教育委員会。事実の裏どりもせず、被害者とされる人の言い分を鵜呑みにして世間を煽り立てるマスコミ。彼らのでっちあげから名誉を回復するのに10年の歳月と多大な労力、精神的な負担を強いられた。本当に事故としか言えない言いがかりなのに、人生の大事な時間を失ってしまった。そして、誰も罰せられていない。何なんだこの理不尽な仕打ち。家族が信じてくれたこと、事実を明らかにしたいという弁護士いたことが唯一の救い。辛かっただろうなという一言では語り尽くせない作品。
監督:三池崇史
脚本:森ハヤシ
