映画
我々世代が見る映画ですね。ストーリーは割と予想の範囲内。ただ、これだけの豪華キャストが演じるとそれなりに重みを感じました。もっ君、キョンキョンとかいうと失礼な感じだけど、観ている人はそういう世代の人だったような気がする。でも、どちらも年輪…
室井さん後編。踊る大捜査線シリーズだけどサスペンス要素はほとんどなし。基本は室井さんと子供たちの話。不覚にも泣いてしまいました。家族でいられる時間は限られている。当たり前の話だけど、幸せな時間が続かないことをついつい忘れてしまう。一緒に囲…
八犬伝は懐かしいお話。小学生の頃、NHKの人形劇で観て、少年少女向けの本で「里見八犬伝」を読んだ記憶がある。あらすじはとても曖昧。ただ、八犬士の名前と特徴はだいたい覚えていた。なぜ、物語の世界と馬琴と北斎の現実と行き来するのか?もう少し現実世…
ある程度予想通りの展開でしたが、それでも良かった。願い事を載せたランタンが良かったですね。生きたいけど自分の命に限りがあることを知っているアミ。年上のアミに恋心を抱くジミー。ただ、ジミーはアミの事情を知らない。少しずつ彼女との距離を縮めら…
前編。話は完結しないけど、前編は前編として十分面白かった。踊る大捜査線のスピンオフくらいに思っていたけど、踊るとちがって、刑事ものというより人間ドラマとして十分楽しめそう。前編は前編らしく、後編への期待が一杯。ドラマの鍵を握る室井さんが預…
大注目の作品。しかも、謎の女性はレディ・ガガ。ただ、賛否は分かれている模様。一見ミュージカルを思わせる歌のオンパレード。ガガ様の歌唱力は絶対。違和感はそんなに無かったけど、歌で表現するより、フォアキン・フェニックスの演技で良かったのではな…
いろいろ考えさせられる作品でした。婚活に成功する人は求めているものが明確な人。はるか昔の話だけど、自分は結婚相手に何を求めていたのだろうか?奈緒さんのセリフに「とてもいい人なんだけど、この人とキスするのは無理と思った」っていうのもあったけ…
菅田将暉さん主演のクラウドを見てきました。転売屋・・・つまり安く仕入れて高く売る。時には人の弱みに付け込んで安値で仕入れる。嘘をついてレアものを仕入れる。真面目に働かないで、楽して儲けているような印象があるけど、実はそんなに割のいい商売で…
" data-en-clipboard="true">マッチングアプリを使って結婚したカップル達に次々と事件が起こる。当然犯人は事情を知る関係者?なのだけど、世の中にはハッカーもいて、個人情報を盗むこともできるだろうし、デジタル社会の個人情報は守られているようで危う…
福岡から戻って、会社に出社。平常の生活に戻って、ちょっとホッとする。スオミはやっぱりちょっと自分の中では評価できなかった作品。ただ、三谷幸喜さんの本を読んでいると、本質的に彼は「アイ•ラブ•ルーシー」とか「奥様は魔女」みたいなコメディタッチ…
豪華キャストだし、前評判も上々でしたので、少し期待値が上がりすぎていました。5人の夫にそれぞれ求められる形で妻を表現してきたスオミ。確かにこのコンセプトは面白い。演じる妻の側面が3つくらいだと物足りないし、5人の夫にしたのはちょうど良かったよ…
原作は未読。ピエロの化粧をした女性の猟奇殺人と思って見たのだけど、そんなにグロい感じはしませんでした。主人公の夏目アラタが児童相談所の職員というのにはしっかり意味があったんですね。まあ、当たり前だけど。何となく「ジョーカー」と比較してしま…
改めての感想再び。塚原あや子監督、野木亜希子脚本の「ラストマイル」を見る。凄い。やっぱり野木亜希子は凄かったとしか言いようがない。明らかにAmazonを批判した社会派の仕立て。よく考えられたトリックとストーリー。別にアンナチュラルやMIU404 の名前…
アンナチュラルが大好きで、MIU404も好きなドラマ。塚原あゆ子監督×野木亜希子脚本とくれば、期待しないわけ行かない。そんな期待に見事に応えてくれた作品でした。アンナチュラルやMIU404のメンバーの出番は少なかったけど、それがなくとも作品は十分楽しめ…
原作は未読。ただ、これは原作を読んでから見るべきだったなと思う作品。何事も器用にこなすけど達成感が乏しい高校生が、絵を描くことに目覚めて、東京藝術大学を目指してひたすらに絵にのめり込んでいく話なのだけど、2時間の長さにすると、どうも良いとこ…
キングダムは最初の作品を見て、こういう大作は自分の好みではないなと思って、キングダムⅡ以降はNETFLIXで鑑賞。ただ、今回の「大将軍の帰還」は前評判が凄くて、最初の作品で出番は少なかったけど、圧倒的な存在感だった王騎将軍の見せ場があるということ…
原作は未読。NETFLIXで鑑賞。三作目にして、非常に面白い作品だと思えてきた。現在公開中の最新話が楽しみ。一作目は劇場で見て、そこそこ面白いとは思ったけど、それほど印象に残る作品ではなかった。大沢たかお演じる王騎将軍と長澤まさみの楊端和だけ妙に…
NETFLIXで鑑賞。原作は未読。映画「花束みたいな恋をして」で絹さんが「ゴールデンカムイがどんどん面白くなってきた」というセリフがあって、きっと原作は凄く面白いのだろうと思う。映画は尺に合わせるために、いろいろなところを大胆にカットしているのだ…
余命宣告をされたとき、自分は何を感じるのだろうか?「なぜ自分なのか」という怒り、突きつけられた絶望、死に対する恐怖、やり残したことへの思い、一方で無力感。そんな時に似たような運命を背負った相手と出会う。お互いの残された時間の中で、できるこ…
遅ればせながら、NETFLIXで鑑賞。話題になった時に、コミックを大人買いしたのだけど、一気読みできず途中で中断。以降読み進んでいなかったのだけど、でも、登場人物をある程度知っていたおかげで、素直にストーリーに入り込めました。要約しちゃうと割と漫…
原作は未読。なるほどタイトルの示す通り、朽ちないサクラでした。少数の犠牲を払ってでも、多くの命を危険に晒す事件を未然に防ぐ。マイケル・サンデル先生の白熱教室「これから正義の話をしよう」ような議論ですが、それだけでなく、組織が組織を守ること…
ウルっと来ました。娘の命を救うため、次は娘との約束、娘の夢を叶えるために頑張る親父さんの話、そしてタイトル通り家族の話。ところどころ、何回も涙腺が緩んでしまいました。ただ、実話だけに変な突っ込みは入れられないのだけど、自分なら最初に実用化…
もう少し何とか手段がなかったのかなというのが素直な感想。実話がベースというのは何とも辛い。毒親という言葉があるけど、ここまで酷い親はちょっと考えられない。実の娘に売春させて、平気で金をたかる。度を過ぎた暴力。ダメな世界の再生産。あと、小さ…
原作は未読のため、原作との違いは考察できない。ガッキーの人付き合いが苦手そうな作家の役がとても良かった。自分が嫌いだった姉の娘というのがポイントだったと思うけど、姉との関係がどうあれ、人付き合いが苦手な作家が15歳の姪、朝を引き取って一緒に…
久しぶりに小松菜奈さんの姿をスクリーンで見られると思って鑑賞。相手役も松田龍平さんなので、ちょっと神秘的で楽しみ。ただ、死後の世界、あるいは四十九日までの限定というなら中陰の世界の話だと分かるまで随分時間を要した気がする。特別な事件が起こ…
話が進むうちに、この物語の主人公がルドルフ・ヘスという名前であることで少し混乱したけど、ナチ党副総統のルドルフ・ヘスとは別人であるらしい。オッペンハイマーを見た時にアインシュタインやシュレディンガーなどの物理学者がたくさん出てきたが、この…
石原さとみさんがこれまでの自分のイメージを壊して、女優としてどうしてもやりたかった作品であるMissing 。吉田恵輔監督らしい、人間が壊れていく様を追いかける作品。これでもかと押し寄せる悪意。自分だけで無く、自分と周りの関係も壊れていく。最初は…
3時間の長編だけど全く長さは感じなかった。すごい作品だと思う。クリストファー・ノーラン監督の作品というのは、こういう作品なんですね。時間がいったり来たりするのと、登場人物が多いので頭の整理が大変。アインシュタインをはじめ、ボーアとかテラーと…
ずいぶん昔に原作を読んだけど、あまり覚えていない。ただ、森七菜さんが演じた春さんは、原作では宮崎あおいさんのイメージでした。ただ、森七菜さんを見ていて全然違和感なかった。多分この作品には彼女の方がイメージがあっているように思う。ウユニ塩湖…
正直言うと、思っていたのとちょっと違った。家の間取りがちょっとおかしい。そこから想像力が膨らんでいく。それはそれで良いのだけど、そこから先はホラーでした。もう少し現実的な謎の解明につながっていく話だと思っていました。ただ、一番怖いのはやっ…