日航機が墜落して今日で38年目ということで、NHKのBSプレミアムで鑑賞。この映画を見るのは何回目だろうか。多分3回か4回目。そもそも日航機が墜落した38年前は学生でした。翌日のバイトに出かける準備をしていた時このニュースを見て、引き込まれてしまって、ずっとニュースを見続け、結局バイトを休んでしまったことを覚えている。とにかく未曾有の大惨事。地元でこんな大事故が起これば、マスコミとして全力で取材し、原因究明や家族の悲しみを伝える責任感のようなものがあったんだろうなと思う。新聞社内のゴタゴタや朝日、毎日、読売、産経といった全国紙との闘いみたいなものがあって、記者としてはアドレナリン出まくりなのも想像できる。とにかく一生に一度出会うか否かのビッグニュースであることは間違いない。ただ、そこでもチェック、ダブルチェックなんですね。誤報をしてはいけない。マスコミが信頼を失えば、単なるゴシップ紙と変わらなくなってしまう。そこにいろいろな葛藤があり、社内の軋轢がある。何とも・・・です。
監督：原田眞人
