りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

イノセンツ

FilmarksのTLの評判を見て、これは見ておかないとと思って見てきました。いろいろな人が書いているように、猫のシーンとか少年の骨折シーンとかちょっとエグい。「うっ」と思わず声が出てしまったり、思わず目を背けてしまうシーンがいくつか。夏休みの設定なのだけど、ピーカンで太陽燦燦という感じでは全くなく、いかにも北欧なのかどんよりとした天気。まあ、この映画にピーカンの太陽は似合わないか。
この映画、タイトルが「イノセンツ」なんですよね。特殊能力を歪んだ形で発揮し、人を傷つける。どこがイノセントなのかと思って見ていたのですが、子供だからこそ、こういうのがあるのかも知れないなと改めて思った。ちょっとしたことで深く傷ついたり、だからこそ自分の力を誇示したいと思ったり。ある意味歪んでいないのかもしれない。
もちろん、見終わったときに爽快感はなく、そんなに考えこむこともなく、でもイノセンツの意味だけは考えてしまいました。

監督:エスキル・フォクト

脚本:エスキル・フォクト

出演者:ラーケル・フェノーラ・フレットゥム

イノセンツ