いろいろ考えさせられる作品でした。婚活に成功する人は求めているものが明確な人。はるか昔の話だけど、自分は結婚相手に何を求めていたのだろうか?奈緒さんのセリフに「とてもいい人なんだけど、この人とキスするのは無理と思った」っていうのもあったけど、それも凄く良くわかる。自分が100%好きだと思える人と結婚したいのか、自分を愛してくれる人に支えてもらいたいのか。大きな嘘をつかれて別れた彼女。結婚するつもりだったけど、本当に彼女の何を良いと感じ、一緒にいたいと思ったのか?一年の別離が二人に何を気づかせたのか?その何は判らないけど、離れてみて、別々の世界を生きることによって、素直に話せるようになったこともあったし、冷静に相手のことを考えることもできたのかもしれない。ただ、「この人とキスするのは無理」と同じように、結局のところ言葉では説明できなところで、受け入れられるもの、受け入れられないものっていうのがあるような気がする。そして、すべてを受け入れられるって思えたんでしょうね。ネタバレが過ぎるけど、ああいう終わり方で良かった。
この映画、所沢に新しくできたエミテラスの新しい映画館で見た。きれいな映画館、きれいな画像、見やすい設計。とても良かったです。
監督:萩原健太郎
脚本:清水友香子
