何となく日本人の心の機微を感じる映画を見たくなって、NETFLIXで見つけた。LGBTとかなかなか身近に感じられないことなのだけど、自分が思っている以上にそういう人は多いみたい。そして、そういう人は理解されず、どこかしらで何らかの差別を受ける。何も悪いことはしていない。自分の感情に素直に生きるというだけのこと。それでも受ける偏見や差別を彼らは編み物を編むことでぐっとこらえた。理解できない人には理解してもらえない。だから闘ったり、説明したりもしない。素直に自然体で生きて、理解してもらえる人、受け入れてもらえる人との中にささやかな幸せを見出す。難しいですね。理解はできるかもしれないけど、自然体で受け入れられるのかなというと、またそこは一つハードルが高い気がした。でも、グッとこらえて編み物を編むという気持ちは何となく判る気がした。
