1995年の作品。今年封切られたLast Letterを先に見てしまってから、この映画をAmazonプライムで発見。まずは一人二役の中山美穂さんが可愛い。誰かが死んでしまったところからスタートする。思いがけないところから手紙のやり取りが続いて、中学生時代の恋心を浮き彫りにする。Last Letterと同じ作り。でも、こちらの方が自然かな。同姓同名の中学生の男女が同じクラスになるのかというとちょっと疑問だけど、男の子にとって、彼女は忘れられない存在だった。だから、大人になって選んだ恋人はその初恋の人の面影を感じさせる女性となった。一目惚れ、そう初恋の彼女が再び現れたような感じだったのだろう。そういう設定が何となく想像できて、男としてはハッとするところがある。女の子の方は全然その気もなかったし、彼の気持ちにも気づいていなかったが、将来の恋人である彼女とのやり取りから色々な思い出を思い出し、ちょっと嬉しい気持ちにもなる。何か胸キュンの作品でした。それにしても、山で遭難して谷底に落ちる時、何で松田聖子の「青い珊瑚礁」歌うのかな?