りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

きみの瞳が問いかけている

さすがに極真空手世界一の横浜流星さんの格闘シーンは本物でした。速くて強くて、切れ味が抜群で、とにかく迫力満点、怖かったです。この映画を見て、色々な感じ方をすると思うのだけど、ドラマとしてではなく、現実問題として一番残念に感じたことは、悪い連中と縁が切れない、その背景にはやっぱり貧困があるということかな。貧しさは人の弱さに付け込んでくる。そして、そこで犯した過ちは一生取り返すことができない。何となくそういう負の連鎖を感じてしまったことがとても悲しかったです。
でも、そんなモヤモヤ感を抱えていても、純愛ラブストーリーは純愛ラブストーリーとして嬉しい。部屋が明るくなるだけでも、試合に勝った喜びを分かち合えるだけでも、それだけで良かったなって感じてしまう。
映画のラストは刺されたところで終わっても、病院で再会したところで終わっても良かったのだけど、最後はハッピーエンド。刺されたところで終わったら悲しすぎるし、再会したところで終わってしまっても悲しすぎる。現実はどちらかのような気がするけど、そう終わらせなかったことで視聴者は救われたような気がする。

きみの瞳(め)が問いかけている