りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

蜜蜂と遠雷

 昨年の直木賞受賞作にして本屋大賞受賞作。恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」を読みました。本屋の平積みは気になっていたけど、その厚さに圧倒されて少しためらっていましたが、読み始めたら一気に。確かに、確かに本を読んでいるだけなのに、音楽が、音が聴こえてくるような錯覚を覚えました。特に最終の本選前の天才、風間塵のオーケストラとの音合わせ。あまりの凄さに、読んでいて鳥肌が立ってしまいました。さすがです。ずっと音楽を文章で表現しているのに、全然ダレない。むしろ音楽の世界に惹きこまれている。なるほど、クラシック好きはこういう感じ方をするのかと疑似体験もできた、最近当たり過ぎかな。とても良い作品に出合いました。

蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷

 

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