浜口倫太郎さんの「22年目の告白・私が殺人犯です」を読みました。これ、映画が先にあって、そのノベライズみたいですが、面白かったです。映画の予告を見て、ずっと見たいなと思っていたのだけど、どうしても時間が作れずまだ見られていません。本屋で手にして購入してから、ある意味一気に読んでしまいました。
最後の落ちは、予想できなかったかな。ただ、途中から少し見えるところもあったのも事実。原作とは異なるけど、こうしたある意味猟奇殺人の犯人が時効後に名乗り出たらどうするつもりなんだろうと真剣に思ってしまいました。この本に限らず、猟奇殺人を起こすような人間は、どこかで殺人を作品と思っているところがある。もし、時効が成立すれば、自己顕示欲から姿を現すこともないことはないんじゃないかと、そんな心配をしてしまいました。映画も是非見たいです。
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