竹田恒泰さんの「日本人はなぜ日本のことを知らないのか」を読みました。以前読んだ「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」の続編ですね。この作品はどちらかというと日本の国の成り立ち、古事記、日本書紀に書かれた神話や日本の正史をきちんと日本人が知るべきである、そしてそれを誇りに思うべきという視点で書かれています。古事記や日本書紀というか、古代についてはあまり知識がなかったので非常に勉強になりました。愛国心というと、どうも右翼と間違えられやすいですが、そういう意味でなく、日本人が日本の歴史を誇りに思うことは自然なことだと思うので、割と受け入れやすい作品でした。ちょっと真面目に勉強したいと思います。ちょっとノート。
・「万世一系」とは。神世から現在の天皇まで、一度も途切れることなく、一系の天皇が日本を治めてきたことを端的に表現する言葉である。
・「和」は自己の主体性をたもちながら他者と協調することであり、自己の主体性を失って他者と協調する「同」とは似て非なるものである。
・(天皇の)御即位の後の最初の新嘗祭は大嘗祭と呼ばれていて、天皇の即位儀礼のなかでは特に重要な意味のある祭祀とされています。
・藤原京で、日本は律令国家としての日本国を完成させたのでした。

- 作者: 竹田恒泰
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2011/09/16
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今日は尾道泊。いい街ですね。でも、本日、財布を失くしてしまいました。ショック。