りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

紙の月

「紙の月」を見ました。平凡で契約社員として銀行で働いている主婦。彼女に何が起こったのか。最初はほんのちょっとの時間借りるだけだったものが、どんどんとエスカレート。しょうもない大学生に貢ぐ。膨らんでいく横領金額。人間が堕ちていくというのはこんな感じなのかもしれません。角田光代さんの作品は「空中庭園」にしても「八日目の蝉」にしても、なんかどんよりとした感じがして、でも人間どこかにそんなところがあるのかもしれないと考えさせられるところがあります。