怒り（下）

今日はぐっすり眠りました。途中で一度も起きることなく・・・朝の爽やかさが違います。そして、シャワーを浴びて、朝ご飯があって、3年前まで当たり前だった生活がなんだかとても懐かしく、そして幸せに感じました。集中力も戻ってきたし、気持ちは、確実に上向いている感じがします。
で、吉田修一さんの「怒り（下）」を読みました。人を信じること、というか、信じ切ることっていうのはとても難しいですね。そして、何があれば人を信じることができるのか。信頼は、時間をかけて築いていくしかないのかなと、そんな当たり前のことと、人が持つ裏側の素顔みたいなものを考えさせられる作品でした。泉ちゃんが、勇気を出してくれたことで少し救われました。上巻を読んだとき感じた並行していたいくつものストーリーは、こういう形で収束するのかという感じで、いい意味で予想を裏切られました。そして、村上龍さんの「賢者は幸福ではなく信頼を選ぶ」という言葉を思い出しました。

怒り(下)

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そして、水曜日といえば、「僕がいた時間」。今日は第8回です。今日は早めの帰宅だったので、始まる前に先週の分を復習し、1話にあった伏線も確認したうえで、結局オンタイムで1回、ビデオで2回の合計3回見てしまいました。「今を正直に精一杯生きる」っていうのは本当に難しいですね。どうしても、周りの人を巻き込んでしまう。ただ、やっぱり「好き」という感情は理屈ではないような気がします。そこは正直で良いのではないかと。メグちゃんこと多部未華子さん、すごく可愛いなって思うのだけど、一緒に見ていた里緒ちゃんに同意を求めたら「全然（可愛くない）」という回答。女性のほうが女性を見る目は厳しいことを再認識しました。あと、3回かな。今後の展開が楽しみです。本日のキーワードは「言いたいことが言えた」だと思います。