台風一過の快晴を期待していましたが、富山は相変わらずの雨。そして、雨による交通機関の混乱で、富山のホテルを7時半に出たのに、オフィスに戻ったのは13時半を回っていました。たっぷり6時間。その間、吉田修一さんの「静かな爆弾」を読みました。
やっぱり、吉田修一さんは凄いです。耳の不自由な彼女と付き合うこと。何に気づいて、何に気づかなかったのか。気を使って「気にしない」ということが、知らず知らずに相手を傷つけてしまうこと。当たり前のようにあると思っていたものが無くなってしまうということ。ちょっと考えさせられました。

- 作者: 吉田修一
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2011/03/23
- メディア: 文庫
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