吉田修一さんの「初恋温泉」を読みました。何らかの形で温泉が物語に絡んでくる短編集です。いいですね。どれも吉田修一さんらしいお話でした。特に最後の「純情温泉」がよかったかな。こういう話に出会うと、ちょっと胸キュンするところもあって、うれしくなってしまいます。小説なんか読んで、何になるんだという人もいますが、良くできた小説は人生に深みを与えるように思います。

- 作者: 吉田修一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/05/20
- メディア: 文庫
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