吉田修一さんの「怒り(上)」を読みました。いくつかのストーリーが複層的に走っていて、最終的にどうなるのか、今のところ検討がつきません。ただ、一つ一つの話は、吉田修一さんらしさを感じさせるものがあります。それは、現代の若者が持っているちょっと屈折したものが出ているところかな。「悪人」とはちょっと違うと思いますが、これはこれで何かとても期待が持てる予感がします。
- 作者: 吉田修一
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2014/01/24
- メディア: 単行本
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