久しぶりに小池真理子さんの小説を読みました。「妻の女友達」です。小池さんの作品は「恋」とか「欲望」っていうのが有名なんじゃないかと思いますが、私は「望みは何かと訊かれたら」が好きだったりします。これ、松江の仕事をやっているとき、松江の温泉旅館で真夜中まで読んでしまった記憶があります。暮れも押し迫った12月で、雪が降っていたのを覚えています。懐かしいです。
で、この作品ですが、ちょっとエグイです。ずっと男性の視点で書かれていて、でも最後に女性の怖さを思い知る感じでしょうか。短編集ですが、表題のこの作品が刺激ですかね。女性は・・・とひとくくりで考えてはいけないのでしょうが、表面的な思い込みで行動すると痛い目にあうような気がしました。
- 作者: 小池真理子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1995/04/13
- メディア: 文庫
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