逢坂剛さんの「百舌の叫ぶ夜」を読みました。TBSテレビドラマの原作です。テレビとは随分違うなと思いますが、原作は原作で、ドラマはドラマとしてそれぞれ十分に楽しめる作品になっていると思います。作者あとがきにあるように、3年半という長い年月をかけて作っているせいか、若干ストーリーに矛盾があります。死んだはずの人が出て来たり...それは作品を読んでいて、「あれっ」て思っていて少し気持ち悪かったのだけど、あとがきに事実が書かれていて、納得しました。でも、これ編集の段階で気がつかないものなのか...
まさに最後は大どんでん返しでした。そういう展開になるとは、ちょっと予想がつかなかったです。百舌シリーズは5作あるようなので、他の作品も読んでみたいと思いました。
- 作者: 逢坂剛
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/03/20
- メディア: 文庫
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