今日は久しぶりに博多への出張でした。飛行機での出張は、ちょっと思い出せません。かなり久しぶりな気がします。というわけで、機中で逢坂剛さんの「砕かれた鍵」読みました。百舌シリーズの第3弾ですが、百舌は出てきません。ネタバレですが、最後倉木警視が死んでしまうので、かなり残念でした。この後も百舌シリーズは続くみたいですが、倉木のキャラクターが好きで読んでいるところもあるので、これから先は読む必要ないかなと思いました。
で、本作品。結局どうなんでしょうね。警察への恨みっていうか、最愛の恋人を殺される、親や子供を殺される、そういう恨みは確かにあるでしょうし、正直殺意も持ったりすると思いますが、「ストロベリーナイト」の基本コンセプトでもあったと思うのだけど、本当に「人を殺せる人」と「殺意を持っても殺せない人」っていうのがいるんだろうなと思います。自分が警察官なら、犯人逮捕はしたいだろうな。犯人逮捕ができるなら殺意を持つかもしれません。でも、なかなか、こういう展開になれないんじゃないかと思ってしまいました。ただ、話はいつもながらに良く練られているなと思いました。
- 作者: 逢坂剛
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/03/20
- メディア: 文庫
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