まだまだ、肩が痛い。
本日はNETFLIXで3本も映画を見てしまいました。まずは「記憶屋」。心の傷となるような忘れてしまいたいのに忘れられない記憶。それを消し去ることができる術を身に着けた記憶屋という人。人にとって忘れたい記憶は、その事実を知ることになる記憶屋自身の心も深く傷つけてしまう。そんな悲しい宿命を背負った記憶屋も時には自分のために他人の記憶を消し去ってしまうこともあるだろう・・・やってはいけない事かも知れないけど、記憶屋が辛すぎる。こんなに身近にいて、記憶屋である彼女の気持ちに気づかないものだろうか。それだけはちょっと違和感でした。

2本目は「恋は光」。一言でいうと、漫画のような話。ただ、最後に勝ったのは母性のように包み込む優しい気持ち。これは、何となくそうなのかなと思ってしまいました。男は女性のいろいろな側面に惹かれて恋に落ちる。その形はいくつかあるのだろうけど、一過性のものではなく、長く惹かれるものは、まさに母性のような包み込む優しい愛情なのではないかとは思った。ただ、これも幼馴染の女性の恋心に主人公の男性がまったく気づいていない。一番身近にいる女性なのに、その優しさにまったく気づいていない。そこが何とも違和感でした。ただ、ちょっとばかばかしいところもあるけど、面白かったです。

3本目は少し古いけど不朽の名作「ベンジャミン・バトン」。もとは、1922年に書かれたF・スコット・フィッツジェラルドによる短編小説らしいが、これをエリック・ロスとロビン・スウィコードが脚本として執筆し、デヴィッド・フィンチャーが監督した作品。一言でいうと、80歳の状態で生まれ、年を取るごとに若返る人生を与えられた男の一生。歳をとって、加齢に抗ったり、若い人に魅力を感じたりすることは多いけど、生涯の伴侶とともに歳をとれる幸せっていうのもあるんだろうなと考えさせられる作品。もちろん人生は長い。その時々にそのタイミングにふさわしい経験やパートナーに出会うかもしれない。でも結局は、一緒に過ごした時間を共有し、お互いの加齢を認め合い、いたわりあえる関係がベストなんだなと改めて考えさせられてしまった。そして、最後は包み込むような母性が一番求められているような気もした。長編でしたが、見ていて飽きるところのない、良い作品でした。
