りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

最強の外国語習得法

Kazu Languagesさん著の「ゼロから12ヵ国語マスターした私の最強の外国語習得法」を読みました。細かいノウハウは別として、外国語はやっぱり音からなのかなと思わされました。「話せない言葉は聞き取れない」が原則。我々日本人は日本人としての知識体系があって、言葉はすべてを聴いているのではなく、ある程度予測して聴いていると認識していて、予測ができるようになるためには、会話の中身、コンテクストを理解していることも大事だけど、その言葉独特の言い回し、パターンを知っておくことが大事。そういう意味ではある程度パターンを習得し、あとはネイティブの発音を真似して声に出すことが最初に一歩というのが非常に説得的。そして、フレーズの共通点を見出し、基本ルールを予想できるようになると、文法知識の素地ができると同時に、言語を聞き取る準備ができているという感じなのかなと思いました。あとは、日本語と外国語のスキーマは基本的に違うので、できるだけ外国人のスキーマを意識して自分の中に作っていければ中上級者ということでしょうか。認知科学の観点から見ても、非常に説得力のある勉強法でした。