りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

流浪の月

凪良ゆうさんの「流浪の月」を読みました。2019年の本屋大賞作品。先日、広瀬すずさんの情熱大陸を見ていたら、彼女が主演で映画化されるらしい。早速チェック。

正直、共感できる部分もあるのだけど、やっぱり違うかなとか思ってしまいました。まあ、常識的に普通はそうはしないよなっていう印象。ただ、彼の告白を読んで、さすがにそれは辛かったかなという感じはありました。彼サイドの方から見ると、多少理解できるというか・・・ただ、この本が本屋大賞になるということは、意外にこういう思いに共感する人がマジョリティっていうことが少し不思議というか、まあそれだけ敏感な世の中で、多様性を認める世の中ということなのかな。そういうことを気にし始めると、なかなか他人との距離感を詰めるのは難しいなという面も感じてしまいました。

あと、世の中そんなにDVってあるのかなというのも。まあ、そういうのがあって、物語が成り立つところもあるのだけど、新しい彼氏にDVが無くて、包容力があったなら、どうだったのかなとかは本当に思ってしまいました。何か、これでもかという不幸が続くのは物語としては有りなのかも知れないけど、読んでいて辛い。でも、映画になったら見ちゃうんだと思います。

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