りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

立花隆の最終講義

立花隆さん追悼3冊目。「東大生と語りつくした6時間 立花隆の最終講義」を読みました。東大生と語りつくした6時間というタイトルは日本語的に正しくなくて、東大生に語りつくした6時間というのが正しいかな。そもそも最終講義ですし・・・内容は多岐に渡るのだけど、70歳時点の立花氏が20歳の東大生に向かって話をしているという構図で、つまり、若い人に生きること、考えることってどういうことなのか、どんな本を読んでいかなければいけないのか、どんな風に学び、考えなければいけないのかを語った本という感じでしょうか。東大生が付けたという注釈がたくさんあって、知っていることが多かったけど、これはこれでとても助かる解説でした。

最後の方にデカルトの話が出てくるのだけど、デカルトの思想はユークリッド幾何学だという話があって、現代の科学の最先端がユークリッド幾何学を超えたところから生まれているような話が出ていたけど、この辺がちょっとついていけなかった。やっぱり哲学的な話とかもう少し勉強しないといけないかな。そんなことを感じでしまいました。立花ゼミって大変そうだけど、確かに勉強になる。こういうことを若い時に訓練されていると全然違うんだろうなと思いました。

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今月の読書 1冊

1月からの読書 31冊