りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

ファーストラヴ

原作を読んでいたのだけど、映画の方が判り易かったな。原作未消化な部分があったのだけど、堤監督が上手く解釈して伝えてくれたような気がする。ただ、ファーストラヴというタイトルはやっぱり謎。由紀も環菜もトラウマを抱えて苦しんでいることは同じ。最後にそうした心の傷をさらけ出して、全てを受け入れる愛に包まれて救われることも判ったのだけど、それ自体はファーストラヴじゃないよな・・・って思うとタイトルは依然謎。ただ、心の傷に最初に気づいてくれた人が、その時は救い切れなかったとしても、最後には理解してくれた人であることを考えるとファーストラヴが原点だったのかなという解釈もできるような気がする。
北川景子さんが本当に美人で、だからなのかスクリーン一杯に彼女の顔が映し出されるシーンが多いような気がしたのだけど、彼女の顔はそのドアップに耐えきれる美しさでした。作品としても深みがあって、女優北川景子の代表作になるんじゃないかなと感じさせられる作品でした。

ファーストラヴ