りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

人生最高の贈り物

1月4日に放送されたドラマだけど、ネットの評判を見て録画しておいたものを見てみました。主演は石原さとみさん。もちろん、大好きな女優なのだけど、個人的に馴染めない作品もあって、今回もとりあえず録画しておいたというのが正直なところ。

癌で余命宣告された娘が、残りの人生の半分を父親と過ごしたいということで、実家に戻るところから物語はスタート。大好きな父親という訳ではなくて、「父親とはあまり接点がなくていい思い出が無いから、せめていい思い出を作りたい」というもの。反りが合わなかったというより、典型的な不器用な父親という設定かな。愛情を素直に言葉や態度に表現できない・・・そして家のことは何もやらない。

ところが、家に戻って見ると、妻を亡くして以降家事に目覚めて、家のことをまめにやっている想定外の父親がいる。料理も上手い・・・というストーリー展開。

昭和の親父を知る人にとっては有りがちな展開ではあるけれど、やっぱり石原さとみさんは笑顔が良いなって思ってしまいました。最初は悲しみを抱えた中の無理な笑いのような笑顔だったけど、最後に父親の愛情をしっかり感じ、目的の「いい思い出」を作ったところで夫である向井理さんのところに帰った時の安心から出た笑顔はやっぱり素敵だった。

大好きな「アンナチュラル」で三澄ミコトさんを演じたとき、「もっと元気な石原さとみが見たい」とネットに書かれていたけど、「アンナチュラル」は彼女の代表作になった。同様にこの作品も元気な石原さとみではなかった。でもそんな中で、少し落ち着いた大人の雰囲気を纏いながらも、笑顔が素敵な女優さんになるんだろうなというのを感じる作品でした。