りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

海のはじまり #8

海のはじまりの第8話。今回は夏くんの回。両親の離婚によって3歳の時別れた実の父親に会う。自分が海ちゃんの父親になる決心を固めて、別れた父親に会ってみたいと思った訳だけど、会ってみた父親はとんでもない人だった。趣味は競馬、麻雀、釣り。子供は面白いけど愛情を注ぐ対象ではなかった。普段、夏くんの周りにいる優しい人達とは大違いだった。腹が立つ存在。会わなければ良かったという後悔とは裏腹に、何故か本音が言える相手。自分に子供がいたことを知って、正直「まずい」と思ったこと。「面倒くさい」と思った事も事実だ。弥生さんをはじめ、周りの人にどう言おう。これで弥生さんとの関係が壊れてしまうかもという思いもあった。周りの人が良い人すぎて、誰にも話せなかった本音が、このだらしない、いい加減そうな父親には話せる。そして、何故かそういう気持ちを父親はわかっている。男にはどこか家族に縛られないで自由気ままに自分中心に生きたいと思うところがあって、そういう気持ちをどこか代弁してくれる父親。実の父親はそういう存在だった、家族を大切にする今の父親や水季の父親とは違う存在ということかな。
海ちゃんを認知すると決めて、どこかで本音を吐露して、結局それが新しい家族を形作っていく。ただ、その新しい絆に入り込めない人がいる。水季を中心として作られた関係に置いて行かれた弥生さんがいる。夏くんはどこか弥生さんには無神経で、配慮が足りない。弥生さんが心配。