りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

海のはじまり #7

海のはじまりの第7話。今日は、水季さんが亡くなるまで献身的に彼女と海ちゃんの生活を支えた津野君が主役。血のつながりもなければ法律的なつながりもない。でも、誰よりも身近にいて彼女たちを支えてきた。それなのに、水季さんが亡くなってしまえば、いきなり出てきた夏君に海ちゃんの父親のポジションを埋められ、夏君が南雲家に受け入れられるに伴ってその南雲家に立ち寄ることもできなくなる。何と悲しい・・・もともと、見返りを求めてやっていたことではなくても、何ともやりきれない気持ち。それはどこか弥生さんにも通じるものがある。血のつながりも法律的なつながりもないという表面的なものだけでなく、水季さんを中心に水季と夏君、水季と海ちゃんの間にはたくさんの思い出があって、自分はその中に入ることができない。津野君の言葉を借りれば、「外野」ということになる。どうしても立ち入ることができない絆のようなものの中に入れない寂しさ。それはそれでどうしようもないことだけど、どうしようもないだけに余計辛い気持ちになる。今回はそういう回でした。この何回か、この作品にはいい人ばかりがいて、優しい気持ちに包まれる時間が長かったような気がするけど、必ずしもそれだけではなかった。時間をかけて乗り切るのか、別の展開に進むのか・・・