りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

LGBTQについて考える

会社でコンプライアンス宣言というのをする必要があり、新しいイシューとして気になっていたLGBTQについて少し調べてみた。その中で、社内のコンプライアンス上はTであるトランスジェンダーというが難しいなと思った。英語ではGender Identityの問題。この訳語が難しい。一般的に「性同一性」とか「性自認」と訳されるらしいけど、日本語の意味は結構違う。「性同一性」といった場合は医学用語で明確な定義がある。性同一性障害といえば、医学的な診断が下される領域。ただ、本来性的マイノリティとして差別等に苦しんでいるのは、医師が診断するだけでなく、広い意味での性自認の問題なんだろうなと理解した。例えば生物学的に男性である自分が、自分の心としては女性だと認識し、女性として扱われたいと思う気持ち。女性として扱うというのはどういうことなんだろうか?女子更衣室や女子トイレを使うという単純なことではないでしょう。例えば女子会をするとき、声をかけなければ差別なのだろうか?女性の管理職比率とか問題になるけど、その時分子にカウントすべきなのだろうか?重いものを持たせたらいけないのだろうか?でも、それって生物学的な性差に起因するもので、心の問題じゃないよな・・・とか。そもそも会社で女性として扱うってどういうことだったのだろうか?なんだか答えの出そうにない問の沼にはまってしまいました。