りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

Shape of Water

アカデミー賞作品でもあり、不思議な予告編にも興味を惹かれ、ついに見てきました。アマゾンで神と崇められる半魚人的生物と口の不自由な清掃婦の純愛物語といえばそれまで。水の中の映像は美しいけど、極めてシンプルなラブストーリー。ただ、設定は冷戦下、米ソの対立が激しい時代。主人公は声帯に問題があって聴くことはできても話すことができない障害を持っている。友人は黒人。同性愛者も出て来る上に、軍人は威張りまくっている。今の時代ではなかなかストレートに表現できな差別感が映画全体に漂い、複雑な時代背景があるからこそ、シンプルなラブストーリーがより美しく見えるような気もする。観終わって時間が経つにつれ、じわっと来る映画でした。

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