りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

新聞記者

ロードショウで見ていたのだけど、先週NETFLIXでドラマ版を見てしまったので、改めて視聴。似ているけど、こちらのテーマは生物化学兵器の研究所でした。こうした施設を政府が極秘で作ることの是非はもしかしたら若干賛否が分かれるテーマでもあると思うけど、ドラマ版は明らかに総理あるいは総理の奥さんに配慮した国有地の払い下げ問題なので、暴くべきテーマ、断罪すべきテーマは判り易い。その分なのか、ドラマはマスコミの可能性みたいなものを感じさせる内容だったけど、映画は現実世界の限界を見せつけられたような気がする。

映画でもドラマでも「政権の安定が国家の安定」という言葉がある。もちろん、政権が不安定なのは良くないと思うけど、日本の場合、政権政党が変わっても行政府は変わらない。政権下で働くものとして、自分のポリシーに明らかに異なる政権が現れた時に、そしてその政権が隠蔽すべき何かを起こしてしまった時に、それでもそれが自分の仕事としてただ政権の安定のために汚れ仕事を買ってできるものだろうか?そんなことを考えてしまいました。

新聞記者