久しぶりにバレーボールの試合を観戦しました。実は昨日も女子の試合を見ていて、女子はフルセットの末敗れて予選敗退となったようだけど、男子はこの試合にフルセットの末勝って、準々決勝に進出。準々決勝に進出するのは29年振りのことらしい。
この試合のポイントはセットカウント1-1で迎えた第3セットを29-31という接戦の末落としてしまったところで、気持ちを立て直し、第4セットを25-22でとったことに尽きるかな。実は第3セットまではエースの石川選手がどうも決めきれなくて、オポジットの西田選手の方が気合を感じて良いような気がしていました。でも、第4セット、第5セットの石川選手は全然違って、強いキャプテンシーと勝つことに対する姿勢がプレーにも態度にも感じられたような気がします。高橋藍選手のコメントに「石川選手からもっと声を出すように言われた。声を出すことでアドレナリンが分泌され強いエネルギーが生まれる」といった感じのものがあったと思うけど、正にアドレナリン全開。第4セットをとって、その勢いのまま第5セットも一気に勝利に向かっていきました。精神論で語るのは好きではないけど、ここ一番の時は「勝ちたい」という気持ちが一番。そういうエースの気迫を感じた一戦でした。
