決勝戦はアメリカでした。どうも、オリンピックの野球とソフトボールのルールは良く判らない。負けても敗者復活戦みたいなのがいくつかあって、また同じ相手と当たる。このため、決勝戦といえども、2日にサヨナラ勝ちを収めたアメリカと再戦。そのアメリカの先発はマルチネス。ポッドキャストで聴いた里崎さんの説明では、日本の野球を知っているピッチャーとしてちょっと嫌な相手。均衡は3回に早くも破れて、ヤクルトの若き4番、村上選手が一発を放って1対０。試合はそのまま8回まで両者０行進だったけど、8回裏に先頭打者の山田哲人選手がヒットで出塁すると、坂本選手が手堅くバントで送る。3番の吉田選手が綺麗にセンター前ヒットを打つと、先方のエラーもあって山田選手が生還。最後は勝利の方程式で栗林投手がきっちり9回を抑えて勝利、金メダルとなりました。最後の最後は二塁にゴロが飛んで行って、菊池選手のところで良かった。坂本選手とのコンビネーションも問題なく、2塁でフォースアウト。大試合の大事な局面で、全く危なげない。さすがにプロの仕事。
この試合、先発した森下投手もこの栗林投手も所属は広島。野手では菊池と鈴木誠也がいて、広島は代表に4人。ソフトバンクと並んで一番多いみたい。一方名門巨人は坂本選手一人。昔は日本代表って、巨人をベースに他チームの人が少し混じっているという感じだったけど、隔世の感があります。いずれにせよ、優勝そして金メダルおめでとうございます。良い試合だったと思います。
