りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

「悪人」の余韻

吉田修一さんの「悪人」を読んで、今日はその小説の閉塞感を思い切り引きずってしまいました。いや、何か本当に良くわかります。毎日同じようなことの繰り返し。いつの間にか、1年が過ぎ去ってしまうような毎日を多くの人が生きている。その中で、知り合った大切な人。その人との時間を少しでも長く、大切にしたいと思うのは自然かなと思います。
改めて考えると、家族や、特に子供がいるということは、かけがえの無い財産なんですね。子どもが成長すれば、家庭生活に変化がもたらされる。一緒に悩み、考えたり、喜びを分かち合ったりという家族として当たり前の事が、生活に潤いをもたらしてくれる。そして、そうした変化が閉塞感を打破してくれる。そんなことを改めて考えさせられました。
一方、仕事では、毎日変化はあるのですが、どこか閉塞感を感じてしまう。何がいけないんでしょうかね。今週も金曜日。いろいろあった一週間ですが、疲れました。