先週「国宝」、昨日は「フロントライン」というヘビー級映画を立て続けに見たので、今日は少し趣の変わった作品。
人形は時にとても怖い。丹精を込めて作られた作品には命が宿っているような気がする。コンセプトとしてはありがちなコンセプトだけど、宿された命は何を求めていたのか?最後の最後でわかった気がする。求めていたのは母親から、家族から無条件で愛される情愛。死んでしまった娘の命を吹き込んだ人形なら、娘がどんな死に方をしたのかわかっていたなら、その答えは見えていたのかも知れない。途中で何度か声を上げてしまった。ホラーはそんなに好きではないけど、最後まで楽しめました。
監督:矢口史靖
脚本:矢口史靖