りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

新聞記者

さすがNETFLIX。6話を一気見してしまいました。スポンサー頼みの地上波では厳しいでしょうね。フィクションはフィクションだけど、誰もが「あれか」と思うリアルな現実がベースになっている。尺が長くなったというだけでなく、映画版より見ごたえがあった。あと、マスコミの力、大衆を扇動する力と権力の批判者になり切れない限界も思い知らされたような気がする。国家公務員にしろ、マスコミにせよ、最初は皆それぞれの志を持ってその職業についている。もちろん、それを誇りにずっと働いている人もいるのだろうけど、やっぱりどこかの段階で見えない力というか、権力とか忖度とかそういう空気によって、曲げられてしまうものっていうのがあるのではないか。そして、そういうことに鈍感になれた人が出世する構図も現実にはあるのだろう。主演の米倉涼子さんをはじめ、出演者全ての演技が素晴らしい。それと、最後に少し希望が持てたことが救いだったような気がする。

監督:藤井道人

脚本:山田能龍、小寺和久、藤井道人

出演:米倉涼子綾野剛横浜流星ほか

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