りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

ラストレター

実はすごく楽しみにしていた映画でした。

原作とプロットは同じだけどディテールは違う。でも、その違うところが映像的にも、ストーリー的にも良かったような気がする。

30年以上たって、双子でもない姉妹を見間違えるかな(というか主人公は見間違えていないけど)という設定と、勝手に人の振りして手紙を出したりするかなという気もするのだけど、乙坂と未咲はお互いに強い思いで惹かれあっていたんですね。どちらかがもう少し勇気をもって動いていたら、もしかしたら違う展開があったのかもしれない。ある意味、乙坂の人生を変えてしまった卒業生代表の送辞。乙坂にとっては、添削した時の未咲の一言が人生を大きく左右し、未咲にとっては、二人のスタートとなった思い出がその後の人生の支えになったのかもしれない。学生時代の強い思い。強すぎるが故に現実を受け入れきれずに今を上手に生きられなかったのかもしれない。でも、何だか切なくて良かった。

ラストレター