出口治明さんの「全世界氏講義Ⅱ 近世・近現代編」を読みました。自分の関心の問題もあるし、5000年のうち4500年をⅠ、残りの500年をⅡとした配分からも分かるように、より詳しく書かれ、出口さんの見方も出ているⅡの方が確かに面白かったです。特に19世紀以降かな。もちろん、限られたページ数に収めているため、駆け足な感じは否めませんが、ざっとおさらいすると共に、出口さんが独自の意見で書いた解説はこの本の読者が求めているものでもあり、非常に楽しく読ませてもらいました。詳細はさておき、歴史は確かに人間が作っているということ。そして、結構個人のパーソナリティが色濃く出ているんだなということを改めて感じました。
「全世界史」講義 II近世・近現代編:教養に効く! 人類5000年史
- 作者: 出口治明
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/01/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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