湊かなえさんの「少女」を読みました。章ごとに違った視点で物語を語らせる手法は「告白」と同じですが、この少女は二人の少女の視点で交互に語らせる方法で、告白とはちょっと違った作風となっているように思いました。結末の意外性はありましたが、どんな展開になるのだろうと読み進めているうちに、完全に予測できないにせよ、ある程度予想のできる範囲の展開だったように思います。「告白」もそうですが、この「少女」も結末よりは途中の方がおもしろい展開だったように思います。でも、満足度は高いです。
- 作者: 湊かなえ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2012/02/16
- メディア: 文庫
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