りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

三上先生 #6

昨日までにこれまでの放送回分は見たので、今日はオンタイムで楽しめた。今回はおそらくとても重要な回。いつものように、ドラマ全体を通して問いかけられているテーマと(縦糸)、この回独自のテーマ(横糸)があるわけだけど、前回までに生徒との信頼関係が培われてきたこともあってか、今回は縦糸に絡む話が多かったような気がする。

このドラマの冒頭は、進学校の教師の不倫を優等生であり報道部員である神崎君(奥平大兼さん)が暴いたところから始まった。当該教師の一人である常盤貴子さん演じる冴島は、離婚し教師の職を追われた。そして冴島の娘である弓弦(堀田真由さん)は、国家公務員試験会場での自爆テロに失敗し、代わりに裕福そうで優秀そうな学生を刺して殺人を犯した。あ~複雑。放送の第1回でケビン・カーターの報道写真「ハゲワシと少女」(ピューリッア賞受賞)を取り上げ、ケビン・カーターの自殺にもつながる「報道か人命か」の話と、報道の在り方を問うた。カーターの写真はスーダンの飢餓の現状を訴えるものだったけど、このドラマではハゲワシを悪者として、誰が悪者なのかを問うている。縦糸の問題意識は当然ここにつながる。

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不倫報道の裏側にいる巨悪は何だったのか?弓弦の殺人の背景にある彼女が闘わなければならなかったものは何だったのか?

今回、神崎君の言葉にひとつヒントがあったような気がする。「父親に対する劣等感と周りに対する根拠のない優越感」それが不倫報道の第一の動機だった。ただ、一連の事件につながって、もっと暴くべき巨悪があると・・・神崎君は語っていたような気がする。そして、「なぜ教師になったのですか?」という神崎君の問に対する常盤貴子さんの答えが良かった。「誰かが変わる瞬間を見続けられている職業だから・・・」