カイゾン・コーテさんの「ペンタゴン式目標達成の技術」を読みました。「折れない心の作り方」とかぶる部分も多かったですが、いろいろ参考になりました。今回のキーワードは「習慣化」でしょうか。何よりも、良い習慣を身に着け、反復訓練して自分のものとすることが重要と認識しました。以下、My Highlightsです。
・身体訓練だけでは、人間としての強さを包括的に養うことは不可能です。
・実に体内毒素の70%は、呼吸を通して排出されます。
・人はストレスを抱えると、どうしても肩や胸だけで呼吸をしてしまうものです。そのようなとき、冷静な思考にはならず、身体も緊張しています。
・「意識的な呼吸は、人間を理想的な状態にする。心身がそのような状態になれば、当然パフォーマンスの質は向上する。呼吸法を味方につけた人とそうでない人では、劇的に人生に違いが出る。それは兵士であろうが、一般の人間であろうが変わらない」
・どんなに難しいミッションをも、落ち着いてこなせる「安定した自分」を創造するために、「瞑想」は現在私たちにとって、まさに必要不可欠なものになっています。
・重要なのはスタイルより、「瞑想の習慣化」です。日常に心の静寂をつくり、一日に一度、生活の雑音を遮断し、脳を休めることを目的にしてください
・「今、ここ」で起こっていることに集中をするということです。耳に入ってくる音や皮膚の感覚だけを、判断などをすることなく、ひたすら観察し続ける、あるいは実況中継をし続けるというような感じです。そうすることで、逆に思考の動きが休息するのです。
・成長するチャンスの種をせっかく第三者から与えてもらって、それを「攻撃された」などという思考で捉えるなら、それは人生の損失でしかないからです。
・どんな人から投げかけられた言葉も、まずはただ情報として受け止めるように心がけてください。これが正しい認知への第一歩です。
・「あれこれ学んでも、その知識を生かすことができなければ、無知であることと変わらない」
・反復学習の成果は知識を生きた形で構築するのに非常に有益です。
・ゴールも定めないままに、多くの学校に行き、様々な資格を取得しても、その知識を得たいと思った動機や、生かし方がハッキリしなければ、それらは宝の持ち腐れになってしまいます。
・自分の可能性を常に広げながら人生を歩ける人というのは、「自分が何を知らないのか」を知っているものです。また、当然のことながら、知らないことについて「知る努力」も常に行うものです。
・「全部を自分で知ろうとしない」ことの重要性も知っています
・心身に負担がかかるような働きをすることは、必ずしも自慢できることでも、勤勉の証しでもないからです。
・「質のよい食生活、質のよい運動、質のよい睡眠を常に心がけること
・ウエストサイズに問題がある人は、多くの場合、姿勢が悪いという傾向と特徴があります。
・悪習慣に向かって自分が行動しそうなときに、3秒間それが正しいことかどうかを考え、思い留まる習慣をつけるというもの。
・あなたが今、自分自身を打破することができずにいるとするならば、理由は簡単です。多くの場合、自分が勝手に構築してしまう「自分の限界」によって、本来ならばできるはずのことをできなくしてしまっているだけです。
・今あなたが手にしている小さな幸せが、どれほど価値があるものか。遺書を書くと、あなたは気づくでしょう。日常のちょっとしたことが、どれだけの意味をあなたの人生に与えているか。遺書を書くことで、あなたはそれらのことに感謝できるようになるでしょう。
・すべてがなくなり、ゼロになったというのとは明らかに違うものでした。偽りの自分を手放したことで、むしろ無限の可能性を手にしたという感覚に近いものでした。
[DATA]
今月の読書 10冊
1月からの読書 38冊