小黒一正先生の「財政危機の深層 増税・年金・赤字国債を問う」を読みました。経済学の先生らしく、実証データによる検証に基づく論考はとても説得力がありました。大変勉強になりました。年金については、なんとなく現実的な問題解決の方法が示唆されているように思いましたが、これからインフレ、円安基調となって、国家が破綻に向かうのではないかと真剣に考えさせられる本でした。それにしても、ハードランディングは是非とも避けてもらいたいものです。

財政危機の深層―増税・年金・赤字国債を問う (NHK出版新書 449)
- 作者: 小黒一正
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/12/09
- メディア: 新書
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ボーナスが出ました。とても喜ばしい限りです。