池田信夫さんのブログ「原発が動かなかったら、関西は大停電になった」を読みました。7月27日金曜日のことのようです。これは、ちょっとだけ解説が必要で、原発が夜中に揚水発電の水をくみ上げていたので、関電の説明では原発がなければ、ここも若干供給量が減るということを織り込む必要があるということ。それを考えると7月27日にショートするという解説がありました。
そもそも、この話は社民党の福島みずほが、きちんと理解をしないで「原発がなくても電力は足りている」という話の例で、7月27日の関電の話を持ち出してきたのが発端。単純引き算では足りる勘定だが、池田さんは関電がいっている揚水発電分を考慮しなければならないということを指摘している。ただ、読んでいて恐ろしかったのは、もうひとつの記事「福島みずほの合理的空論」の方。こちらは、原発と福島県の除染の事が書いてありましたが、問題は福島みずほという政治家が、全く非現実であることを知りながら、単なる政治のパフォーマンスとして原発廃止や除染を声高に叫び、正義の味方を演じているという事実。その結果、どれだけの人が現実的に苦しみ、日本の国力を衰退させているのか。いつものことながら、とても不愉快な気持ちになりました。
