代々木八幡大日寺住職であり、高野山真言宗大僧正である大栗道榮さんの「空海 感動の人間学」を読みました。この本、空海の話というより仏教そのものの話です。いや、本当に自分は何も知らないんだなと思いました。
ノートすべきことはたくさんあるのですが、あえてひとつだけ。
修行とは行を修めると書く。行いを正しくすることである。ここでいう行いとは正しい言葉を遣い、正しいものの考え方をし、正しい行動をすることである。
ついでに、江戸時代の学者、佐藤一斉のことば。「少にして学べば、すなわち壮にしてなすあり。壮にして学べば、すなわち老いて衰えず。老いて学べば、すなわち死してなお朽ちず」進むために、一歩を踏み出すのに若いも老いもない。また、早いも遅いもないのだ。ということですね。
- 作者: 大栗道榮
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2008/07/26
- メディア: 文庫
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2008/11/03セミナー終了後の活動 45冊