りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

困ったこと

何でこんなに行き違っているのか?無理やりくっつけた結果がこれなんじゃないかと思う。お互いに不幸でしかないような気がする。この罪は重すぎる。明らかに経営責任なんだけど、今思えば誰もそれを止められなかった。そういう暴走を許してしまったことは会社全体のガバナンスの問題であり、まともに評価できなかった我々の問題でもあるのかもしれない。しかし・・・この案件、全然知らなかったよな。最初に意見を求められた記憶は全然ない。どうなっているんだろう?

仕事

月曜日に忌引きを取ったので結果的に4連休となった。今日はその4連休明け。いつも通りの出社。今日は何となくスーツを着た。最近はビジネスカジュアルが一般的なので、会社にもチノパンで行くことが多くなっていたけど、今週は何となくスーツを着たい気がした。

午前中は淡々と品川で仕事。思うことはいくつかあるけど、あまり進まない。でも、イライラしないことにする。怒っても何も始まらない。午後は永田町。13時から3つ立て続けの打ち合わせ。16時になってやっと時間が作れたので、溜まっていた事務仕事をこなす。17時から打ち合わせ。これも問題だ。十分に理解しきれていない部分があったので、改めて資料を読み込み調べ物をする。判断次第ではかなり影響が大きい。もう少し慎重に中身と方向性を確認したい。

そんな中でトラブルの報告。これ、月曜日からの問題が、本来今日で解決するはずが思わぬ副作用が起こった。場合によってはかなり深刻。明日は大変なことになるかもしれない。まずは第一報。今日できることは、全本部長に通達の依頼を各本部で確実に実行するようにお願いすること。ここまでは終わった。あとは状況次第。

金融をやっていた時のメンバーから親父さんの葬儀の件でメールをもらう。ありがたい。でも、菩提寺のルールを考えるとお断りせざるを得ない。本当に面倒くさい。一体何を守っているんだろうと改めて理不尽な思いを感じる。ただ、葬儀は本当に親父さんを良く知る人たちだけになったことには感謝すべきかもしれない。身内がしっかりお別れの時間を取る。正しい作法のような気もする。一方でこんなことを思い出した。入社したてのころ上司兼住職だった人が「葬儀は残された人のためにやるんだ」といっていたこと。一つは故人とのお別れであり、もう一つは故人との別れを悲しむ自分を見守ってくれる人の存在確認だったりするわけだけど、菩提寺のルールは後者の完全否定ですね。ただ、そういってくれる人がいることはそれだけで救いだったような気もする。確かに葬儀に来てほしいわけではなくて、少し気にしてくれていたことを確認できたことは意味があるかな。

葬儀の段取り。一点未確認のところあり。また、連絡つかずが一件。ここはしょうがないかな。未確認事項は葬儀屋さんに連絡を入れる。葬儀屋さんとの連絡がメールでできるのは良かった。

水曜日です。先週の水曜日は親父さんが比較的元気であるにも係わらず「今日、明日の命」と言った日だった。夜、施設に行ったら堀内さんがいて、親父さんの部屋には菱村さんが一緒に行ってくれた。菱村さんが「明日はお風呂に入る日ですよね」と親父さんに声を掛けてくれたのに、親父さんが無反応だったのがちょっと気になったのを覚えている。堀内さんは最初からいたスタッフの一人で、親父さんにとっては孫みたいな人だけど5年たってベテランさんの域だし、女の子らしい配慮があってとても好感が持てる人でした。菱村さんは「こんなことまでやってくれるんだ」というくらい献身的に介護をしてくれる人。気配りも凄くて、ある意味一番信頼できる人。今日はこの2人なんだと思って、凄くほっとした覚えがある。このスタッフさん達ともある意味お別れです。本当に感謝しかありません。

片付け

親父さんのホームの片付け。

大物は仏壇とタンス。小さなタンスは姉が引き取り、仏壇他は長男である私が予定通り引き取った。あとは基本的に業者にお願いして処分することに。業者が引き取る日付は電話をしてあっさり17日(月)で決まった。

堀内さんが5年分の写真を渡してくれた。彼女が厳選したアルバムと元ファイル。全部で382枚。家族には見せなかったような笑顔の写真がいくつか。家にいたらこんなに写真は撮らなかっただろうし、本当に施設の人には良くしてもらったように思います。

ホームでは火を使うことができなかったので、仏壇の蝋燭も線香も電気でそれっぽく。我が家に引き取ったので、約5年ぶりにきちんと線香を上げた。確かに線香の匂いだ。仏壇が我が家にあると何となく違った気持になる。

どんどん片付けが進む。親父さんが亡くなったのはわずか4日前。1週間前の火曜日はまだ元気が結構あって、今日見ていたクイズ番組を一緒に見ながら、「難しいな」といってびっくりしたんだっけ。まだ1週間しか経っていないなんて。まだ、葬儀も終わっていない。でも淡々と後片付けは進む。

手続き

忌引き。朝から、保険会社に電話をして解約の手続き。電話で終わってしまうものもあれば、あとから郵送を求められるものまでさまざま。銀行と郵貯銀行には出向いて行って、口座凍結の手続き完了。相続はまた少し大変そうでした。

もともと親父さんの口座があった支店まで出向いて手続したので、一連の手続きが終わった後、普段歩かないようなところを散歩してみた。懐かしいお店、いずれも綺麗になっていたけど、本当に懐かしい。お昼も懐かしのロイヤルホスト。それから、和菓子屋である群林堂にも行ったけど月曜日は定休日でした。文豪たちが愛した大福。ちょっと食べたかったです。

これで、現時点でできることはすべてやった。あとは親父さんの戸籍が書き換わってからでないと手続きできない。相続には原戸籍も必要だし、少しのんびり手続きするかな。いずれにせよ、意外に簡単に終わった。

このまま休んでしまうこともできるけど、できるだけ普段通りに過ごすことが一番の供養のような気がして、会社に顔を出し、その後セミナーに参加。セミナーでは強く刺激を受け、また勉強する気が強まった。今日は頑張ってセミナーに行って良かった。

アジャイル監査への変革

夕方からセミナーへ参加。「アジャイル監査への変革」。全然勘違いしていました。アジャイル開発の監査だと思っていたら、監査そのものにアジャイル的要素を入れていく新しい監査。簡単にいうと大切なところから監査をはじめ、イタレーションを繰り返して周辺部まで監査していく方式。被監査部門とのコミュニケーションやコラボレーション、文書少な目とアジャイルな感じ。とても勉強になりました。簡単にいえば、リスクベースの重点思考。信頼の上に成り立つコラボレーションの要素が強く、効率的かつ形式よりも成果重視という感じ。一見とても良さそうだけど、かなりの実力と後でのトレースに課題が残りそう。ただ、これが今の動きなんだなということを強く感じた。

丸の内の立派なビルの13F。バリっとしたビジネスマン、英語による講演と質疑応答。ちょっとついていけなかった。それでもとても刺激になりました。今日は行って良かった。

段取り

今日は姉が霊安室に線香をあげに行くというので、これに付き合う。亡くなってほぼ2日たったのだけど、冷蔵庫から出てくる父の亡骸は日増しに人形のように見えてくる。本当に魂が抜けてしまったような感じがします。本日もお線香を1本。

海外では、死んだ時点で代名詞はheからitに代わるという話を聴いたことがあるけど、何となく判る感じがした。

その後、近くのドトールで昨日の菩提寺、葬儀屋との打ち合わせの詳細を伝える。あと、今後のToDoと費用シミュレーションの結果。母の時の資料を整理してあったので、比較的見通しは立ちやすい。

昨日連絡した親族からいくつか電話。親族といっても高齢の人が多い訳だけど、さすがに父方の親族は母の時よりは多く集まるみたいだ。でも、本当にこじんまりとした家族葬。あまり少なくても父が可哀想だと思っていたけど、親族はそれなりに集まる。良かった。

遺影を選んでいるうちに、またちょっとこみ上げてくるものがありました。2015年4月に施設に入って、2016年くらいまでは天気が良いと散歩に一緒に出て、時々写真もとっていた。孫の慎平や里緒が行ったときは必ず写真をとっていたけど、2017年以降はほとんど写真は残っていない。2018年まではそこそこ外出することもあったのだけど、いつも私と2人ということが多く、写真を撮ることはなかったんだなと・・・奥さんのスマホには少し残っていたけど冴えない顔。施設が選んでくれた施設の中での写真は、さすがに選ばれた写真だけあって笑顔の写真がいくつか。それも比較的最近の写真。施設のなかでこんな顔をすることも有ったんですね。とても穏やかに微笑んでいる写真がいくつか。1枚を選択。この写真が、今後自分の家に飾られることになる訳ですね。

今日は奥さんは家に残って部屋の片づけ。何とか仏壇を置くスペースを確保してくれた。葬儀が終わるのは一週間先だけど、仏壇がくるとまた、生活が変わるような気がする。

葬儀の準備

今日はお世話になったグループホームに挨拶に行き、菩提寺で葬儀屋さんを含め葬儀の打ち合わせ、その後葬儀屋さんに場所を移して詳細打ち合わせという形でほぼ一日が終わりました。火葬場が混んでいるらしく、通夜も葬儀も1週間先。菩提寺の住職の話では、旧暦でいうと15日前後1日の3日程度は亡くなる人が多いらしく、父もこのパターンに見事に当て嵌ったということのようです。このため斎場も火葬場も混んでいる。

グループホームで父の遺影の相談をする。菱村さんと話しているうちに二人とも涙ぐんでしまった。本当に菱村さんにはお世話になりました・

葬儀屋は菩提寺の檀家で良く知っている人。おかげで、色々配慮してくれて、とても助かる。母の葬儀の時とは大違いの印象。

葬儀屋さんでの打ち合わせ後に霊安室で父の亡骸に対面。冷蔵庫(-4℃の設定らしい)で保管されている父の亡骸は、明らかに生気が無くなって、まるで蝋人形のように見えてしまいました。線香を1本。昨日と違って、父が既に死んでしまったことを改めて実感しました。

夕方帰宅。奥さんと里緒さんと3人で礼服を見に行く。3人とも買い替え。理由は様々。いずれにせよ、想定外の出費です。まあ、やむを得ないかな。