りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

段取り

今日は姉が霊安室に線香をあげに行くというので、これに付き合う。亡くなってほぼ2日たったのだけど、冷蔵庫から出てくる父の亡骸は日増しに人形のように見えてくる。本当に魂が抜けてしまったような感じがします。本日もお線香を1本。

海外では、死んだ時点で代名詞はheからitに代わるという話を聴いたことがあるけど、何となく判る感じがした。

その後、近くのドトールで昨日の菩提寺、葬儀屋との打ち合わせの詳細を伝える。あと、今後のToDoと費用シミュレーションの結果。母の時の資料を整理してあったので、比較的見通しは立ちやすい。

昨日連絡した親族からいくつか電話。親族といっても高齢の人が多い訳だけど、さすがに父方の親族は母の時よりは多く集まるみたいだ。でも、本当にこじんまりとした家族葬。あまり少なくても父が可哀想だと思っていたけど、親族はそれなりに集まる。良かった。

遺影を選んでいるうちに、またちょっとこみ上げてくるものがありました。2015年4月に施設に入って、2016年くらいまでは天気が良いと散歩に一緒に出て、時々写真もとっていた。孫の慎平や里緒が行ったときは必ず写真をとっていたけど、2017年以降はほとんど写真は残っていない。2018年まではそこそこ外出することもあったのだけど、いつも私と2人ということが多く、写真を撮ることはなかったんだなと・・・奥さんのスマホには少し残っていたけど冴えない顔。施設が選んでくれた施設の中での写真は、さすがに選ばれた写真だけあって笑顔の写真がいくつか。それも比較的最近の写真。施設のなかでこんな顔をすることも有ったんですね。とても穏やかに微笑んでいる写真がいくつか。1枚を選択。この写真が、今後自分の家に飾られることになる訳ですね。

今日は奥さんは家に残って部屋の片づけ。何とか仏壇を置くスペースを確保してくれた。葬儀が終わるのは一週間先だけど、仏壇がくるとまた、生活が変わるような気がする。